2012年5月15日

サイトプランニング(企画)の重要性

とある企業が
何かしらの目的があり
WEBサイトが欲しいと思ったとします。

その際に最初に求めることを間違っている会社が多いと感じます。
最初の1歩目に何をするべきかの時点で
すぐにビジネスに影響する。
そんな時代になってきたのではないでしょうか。




在ればいいだけのホームページだったら別ですが
様々な技術が進化し
  • html5やCSS3、JS
  • スマートフォンやipad等のデバイスの進化
  • ソーシャルメディアとペイドメディアとオウンドメディアの連携
  • SEOの複雑化
  • 広告メディアの増加、
  • 各種バズプロモーションの出現等々

企画と制作は本当に別に考えるべきだと
もっと強く認識することが今後の企業において重要なのだと思います。

現状、担当者受けが良いので
デザイン先行して求めてしまう企業が多いのですが
下手にデザインのみを先行してしまうと
イメージができてしまって
後で何とかなると思っていても絶対に何ともならないわけです。

結論から先に言ってしまうと
技術者に先に相談してWEBを仕上げると
往々にして方向性を見失うということです。

まず企業は総論をわかっている
  • コミュニケーションプランニング(広告やWEB、ソーシャル、展示会や紙などすべてを含めたプランニング)
  • サイトプランニング(WEBサイトのプランニング)
  • WEBコンサルティング
などを謳っている会社に相談するべきです。
(できればまずは馴れ合いを防ぐため、プランニングのみでお願いし制作と分けることができると尚良いです。)
(おおよそ取り扱い案件規模が、能力の目安になります)


WEB業界ではいろいろな得意分野を持つ企業が存在します

  • 市場調査に強い
  • アクセス解析に強い
  • CRMやその解析に強い
  • CMSに強い
  • 規模は小さくてもそれなりに仕上げるのに強い
  • SEOに強い
  • WEB広告に強い
  • バズマーケティングに強い
  • コミュニケーション設計に強い
  • デザインに強い
  • コーディングのSEO理解力に強い
  • JSなどのスクリプトに強い
  • EC構築(カスタム)に強い
  • システム構築に強い
  • アプリ開発に強い
  • モバイル・スマートフォンに強い
等々

もちろんどの制作会社も
この中のいくつかの強い事業があって然るべきですが
実際にはこれらを1つの会社で本当の意味で実施しようとすると
できる会社はないのではないでしょうか。

しかしプランニングをするには
デザインや制作を総論として理解しながらも
上記のことにも幅広く総論を理解していなければいけません。

  • それぞれの業界のトレンドを掴み
  • 数々の業界の同業他社の取引会社と柔軟に体制を構築できる人脈と接点を持ち
  • そしてそれらの人々との交流による知識をベースとして
  • 最新の技術・知識を掴み
  • 数々のフレームワークに乗せて
  • ビジネスとなるプロジェクトとして最適に仕上げ
  • プロジェクトを円滑にコミュニケーション取りながら
  • 最適な手順を決定し
  • どこの企業と何を実施すれば最高の体制を作れるのか
を決定する能力

簡単に言うと
どこの会社で、誰のために、なんのフレームワークで指針を作り
何をつくり、どんな印象を形成し
そのために
いくらで、どんな技術で、どこと協力して、どこまで実現して
どう回して、どう育てていくか。
を決定していくことがプランニングです。

この部分を考える人は実際には
クライアント側でも1人は社内にいるべきだと思いますが
実際には今でもなかなか企業で社内にそういった人はいません。

外注で済むと思っているクライアントが多いのですが
実際にはそんな会社はおらず
コンサル的な理解力のある人が最低でも常駐でクライアント企業にいるべきですが
自社のソリューションに寄って考えてしまったりするため
まずはプランニングの会社にプランニングのみでまず相談するべきです。

デザインに行きつくまでにプランニングで考えなくてはならないことは例えば以下
  • 目的
  • 利用者(ターゲット)
  • 競合
  • 目標(KPI)
  • 実現させたいものの概要
  • 実現したいもののビジネスモデル(マネタイズ含む)
  • 実現させたいもののスキーム(体制含む)
  • 実現させたいもののブランドイメージ(ポジショニング含む)
  • 実現させるためのフレームワーク
  • 実現させる手順
  • 実現させる技術・機能
  • 策定された制作物を制作してくれるのに最も適した会社の選定
  • 運用方法(どのポイントを見て、どういったサイクルでまわすか)
  • 費用

目的やターゲット、費用に関してはクライアントから提示されることが多いものの
実は目的が目的になっていない企業も多く
最低でもこの部分がしっかり整理できる担当者がいれば
個別の専門の制作会社に発注することも大きくコストダウンにつながります。

それはさておき
最適なビジネスのためには
本来どの会社と取り組むのかまでを
プランニングで決めるべきであると考えています。
そのため、プランニングが明確でない段階で
デザインを先行して提案を出させるという行為は
間違ったイメージを作り
その見た目に沿った、間違った仕組みを作って
後から融通の利かないものになってから
なぜこうなった!となってしまうのです。

また、担当者のリテラシーの低さにもつながるため
結果同じ制作物でも、2度手間、3度手間となって
かかる時間が変わるため
見積りが高く見積もらざるを得なくなります。

flashでやるべきかJSでやるべきか
SEOをどこまで考慮するべきか
広告との連携、ソーシャルとの連携
どこの会社が得意で、どういった機能を入れるから
こういうデザインにしよう。
となるのがデザインです。

事前に想定で出すというのが
現在の提案のスタンダードなコンペ手順ですが
クライアント側でマーケティングデータを整理していない場合は
実際はくじ引きみたいなものです。

要はサイトプランニングを重要だと考えているクライアントが少なく
パッと見でプロならわかるだろうと考えるのです。

見た目だけでわかることも、わからないことも多々あるので
一緒に作っていく姿勢(信頼関係)、情報提供、プランニング
の3要素がWEBプロジェクトを成功させるために最も重要だと思っています。
デザインや制作はその次の過程です。

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