2014年2月11日

こどもの頃感じた世界のこと

こどもの頃、もっと世界は完成されているものだと思っていた。

空を飛ぶ飛行機、大きな家屋、動く自動車。世界中のものはすべて、こどもにとっては想像もつかない産物で、これ以上発展する余地はこの先なく、そして自分もその完成された世界にいつかいくものなのだと思っていた。

将来のパートナーとなるだれかは、この地球上のどこかに既に生を受けていて、何十年後かにいつか必ず出会うのに今は絶対に出会わないことが不思議だった。



田舎なので小さな20人で1クラス。6学年で120人程度の小学校だったのだが、同級生20人の中から友達を“選ぶ”ということに違和感があった。世界にはたくさんの人がいるのに、なぜ偶然同じ学校に入っただけの人の中から友達を探さなくてはいけないのか。

気の合う友達を 世界から見つけ出したいと思っていた。

想像もつかない世界が広がっているのだと信じていたし
過疎化の進んだ田舎で、いつか自分が家を出て生きていくことは決まっていることだと思っていた。

だからだったのかは定かではないが、 自分の根本みたいなものはこどもの頃自分が描いていた世界観の中に今でも収まっていて、孫悟空のようにいつまでたっても子どもの自分の中の手のひらの上で踊っているだけなのかも知れないと思った。

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